起源・由来
1820年に宮崎県の真方氏の宅地内で、偶発実生として発生したが、各地に普及するようになったのはそのずいぶん後である。日向夏、小夏とも言われ、宮崎県、高知県、和歌山県などでも栽培されているが、気候の好みが激しいため、何処でも栽培できる訳ではない。果実
大きさは200~300グラム前後、果皮は鮮黄色で光沢があり、剥き易い。独特な香りを有し、風味が良い。果肉は柔軟で果汁が多く、甘味に富み、酸も適当にあり品質は優れている。果皮にはナリンギンが含まれていないため、皮の色のついた部分だけを剥き、皮の白い部分をつけたまま、果肉を切って食べるほうが風味があって良い。
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起源・由来
長崎県平戸市で、文旦の種子から実生として育てられたものだと言われている。果実
大きさは1~1.4キログラム前後、果皮は黄色く、極めて平滑で、1~1.5センチメートルの厚さで、じょうのうは11位ある。果肉は淡黄色で、肉質は柔軟多重、甘酸相和して風味は良い。