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 美味しいみかんの見分け方

 店頭に並んでいるみかんを見分けるのは、容易な事ではありませんが、一般的には色着きが良いもの、表面のきめの細かいもの、ヘタが小さいもの等よく言われます。そして、やはりこれらの条件を満たしていて、尚且つ新鮮なものといったところでしょうか。新鮮なものとは、ヘタの部分ができるだけ緑色したもの、表面に張りがある(しなびていない)、柔らかすぎないなどが目安だと思います。
 木に成っているみかんを見分けるコツは、よく日に当っていて色の良いもの、そして早生みかんであれば触った感じがしんなりしていて、できれば小粒のもの、ヘタの部分が小さい(細い枝に成っている)もの等ですが、実際畑で探すとなると思うようにはいきません。
 そこで目安となるのが、鳥の食べ跡です。みかん畑には野鳥(特にヒヨドリ)がたくさん集まってきます。野鳥は甘いみかんを本能的に見分ける事が出来る能力を持っています。ヒヨドリは甘いみかんを一箇所だけ食べて、残りほとんどをそのまま木に成らせたまま残していきます。このヒヨドリの突いた跡がたくさんある木は、全体的にどれを採っても美味しいです。
 そして究極の美味しいみかんは、ヒヨドリのつついたみかんです。これを採って、鳥の食べていない部分を食べてみて下さい。




 美味しいみかんの食べ方

 基本的に、みかん類はもぎたてよりも、少し時間を置いたほうが甘くなります。(正確に言うと、酸が減少し、相対的に甘く感じるのです。)
 もともとみかん類には糖分と酸が同居しています。しかし酸は、時間がたつにつれてどんどん減っていき、最後には腐敗していきます。(逆にいうと、酸が強いものほど腐りにくいのです。例えばレモンなど)
 だからといって、腐る直前まで待てない人には良い方法があります。それはみかんに振動を与える事です。食べる前によく揉んでみたり、自転車の買い物かごに入れて町内を一周する、という実験をした結果、確実に甘くなったそうです。これはすっぱさの元であるクエン酸が振動を与える事によって、分解する性質があるためで、それによって相対的に甘く感じるそうです。
 しかし、やっぱりみかんの一番美味しい食べ方は、木で完熟したものを食べる事です。木に成らせた状態でも、段々と酸は減っていきますので、木成りの完熟の自然な甘味と適度な酸味、この絶妙なバランスがみかん本来の味なのです。そうでないみかんと比べると、とても濃厚な味がするのが分かると思います。。
 店頭に並んでいるあまなつやいよかん、デコポンをみると、かなり柔らかくなっていたり、ヘタの部分の色が茶色っぽくなっているものもあると思います。これは木から採ってからかなり時間がたっている証拠であり、少なくとも採りたてではないという事です。木に成っているみかんは、早生みかんや一部の品種を除いて、本来は皮が硬いもので、特に本当の採りたてのいよかん(一部種類によっては柔らかい)や、あまなつは、とても皮が硬く、簡単に手で剥く事が出来ないくらいです。果肉にしても、一粒一粒が独立していて、口の中でプチプチとつぶれる感じが分かるのです。この硬い皮を剥いた時に飛び散るリモネン(みかんの油分)の爽やかな香りと、口の中でプチプチ弾ける食感、そして濃厚な果汁、これが採りたての本当のみかんの美味しさです。




 みかんを食べてがん予防
実と果皮から、2種類の抑制物質発見!
 世界ではじめて、柑橘類から2種類の新発がん抑制物質が見つかった。農水省果樹試験場は、果樹カンキツ部(静岡県清水市)の矢野昌充室長と京都府立医大の西野輔翼教授、京大農学部、近畿大生物理工学部の共同研究グループが、みかんから抑制物質を発見した。
 一つは、日本の温州みかん1個に1〜2ミリグラム含まれ、黄色のもとになっているベータ・クリプトキサンチン。作用の程度は、同じ色素のカロチノイドの一種で、がん抑制物質として知られるベータ・カロチンより5倍も強かった。マウスの実験でも、皮膚がんを抑えることを確認できた。毎日みかんを1〜2個食べるだけで、がん予防の効果を期待できると言う。研究グループは、この物質を合成する酵素の遺伝子を分離したほか、安価に大量精製する方法も開発した。もう一つ新たに見つかった抑制物質は、なつみかんや、はっさく、グレープフルーツの果皮に含まれるオーラプテン。がんの一因となる活性酸素が体内で作られるのを防ぐ働きがあり、発がん抑制の仕組み研究に役立ちそうだ。西野教授は「作用の仕方がとても興味深い。動物実験では低い濃度で効果があった。がんを予防する食品添加剤などに有望だ」と話している。



 成人病予防にみかん有効
 農林水産省果樹試験場のカンキツ部品質科学研究室では、「みかんと健康」に関するアンケート(5000人)を実施、その結果みかんをたくさん食べている人ほど糖尿病、心臓病、痛風の罹患率が低いという傾向が明らかになった。一般に心配されている肥満とみかんを食べる量の相関関係は見られなかった。
 アンケートでは、一日にみかんを食べる個数によって三つのグループに分け、みかんを食べる量と糖尿病、高血圧、心臓病、痛風などの生活習慣病との関係を調査した。
 みかんの糖尿病予防効果については、ネズミによる動物実験では明らかになっているが、今回のアンケートによって人体への効果が裏付けられた事になる。また、みかんに含まれるビタミンCやヘスペリジンなどには動脈硬化や血栓生成予防作用があることから、みかん好きの人には心臓病が少ないというデータもある。
今回のアンケートによって初めて明らかになったのが、痛風との関係だ。食生活の欧米化にともない、痛風は近年増えている病気であるが、調査結果では、四個以上食べている人には一人もいなかったという。また、日頃から柑橘類などの果物を十分に食べていれば、がんになりにくいということもさまざまな研究で証明されている。
研究室長は「果物は太るとの思い込みが蔓延しているが、調査では肥満症とみかんとは全く関連性が見られなかった。逆に、病気の予防に役立つと言う事で、マイナスイメージが払拭されたと思う。」と言っている。



  糖尿病・痛風、みかんに予防効果!
 農林水産省所轄の独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所は、みかんをよく食べる人は中高年になって糖尿病や痛風にかかる確率が低いとするみかんの生活習慣病予防効果に関する研究結果をまとめた。同研究所の杉浦主任研究官の研究チームが分析したもので、29、30日に神戸大学で開かれる日本食因子学会学術集会で発表する。
 農水省などによると、杉浦さんらは、全国3ヶ所の農業際に参加した約6000人を対象に、10月頃から2月頃とされるみかんシーズン中のみかんの摂取量や、健康状態などに関する疫学的な調査を昨年から今年にかけて行った。
 調査結果を分析したところ、調査に協力した50〜79歳の男性で糖尿病にかかっている人の割合は、みかんを食べる量が週に2〜3個以下だった人が13.7%だった。これに対して、毎日1〜3個だった人で10.5%に、毎日4個以上食べる人では6.6%に低下し、明らかな相関関係がみられたという。
 痛風の場合も、同様に摂取量との間に相関関係があった。女性の場合も同様の傾向があったが、男性のほうが傾向がより顕著だったとしている。
      
              農水省果樹研究所  2001年11月24日読売新聞より



 脳卒中予防に効果
              喫煙者は傾向鈍る             
                                  厚生労働省研究班
          
 果物を毎日たっぷり食べる人は、脳卒中や心筋梗塞といった循環器の病気にかかりにくいとの疫学的調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が発表した。一日に420グラム(中位のみかん4個)ほど食べる人は、35グラムほどの人に比べ、発病の危険度が19%減っていた。タバコを吸わない人に限ると24%減だったが、喫煙者では減少幅は18%と果物の予防効果がやや鈍ることが分かった。
調査は岩手、新潟、沖縄など全国八県で、45〜74歳の男女約78,000人を4〜7年追跡。期間中、3,230人が何らかのがんと診断され、1,386人が循環器の病気を発症した。果物摂取とがん、野菜摂取と循環器病やがんの関係も調べたが、危険度は変わらなかった。研究班の坪野吉孝東北大教授(疫学)は「これまでの研究で、胃がんや食道がんについては予防効果があることが分かっており、野菜や果物を積極的に食べるべきだ」と話している。

               2007年10月24日(水) 静岡新聞夕刊より



 みかんの皮でバスタイム
みかんのちから
 皮膚の荒れ・咳止め・風邪・血行促進
・神経痛 ・リュウマチ・美容 ・魚の中毒

 外国でサツマオレンジとして知られている温州みかんは、冬場のビタミンCの補給に欠かせないものです。一方、薬用として広く利用されているのは、みかんの皮を乾燥させたもので陳皮と呼ばれています。これは、皮を天日でカラカラに乾燥させて、紙袋に詰めるか、空き缶に入れて風通しの良いところで保管するようにしましょう。
 果皮には精油のほか、実よりも豊富なビタミンCを含み、さらにビタミンAやビタミンDも多く含んでいます。入浴で陳皮を利用すると精油成分やビタミンCが湯に溶け込み肌に刺激を与えるので効果があります。ビタミンCは肌に潤いを与え、艶を出し、精油成分には芳香性があるので気分をさわやかにします。また、血行も良くなり湯冷めもしません。なお、陳皮は砕いて芳香のあるものが良品とされ、一年くらいたったものが最高のものです。

                     利用の仕方
入浴には果皮を利用した次の二通りの方法があります。
1、みかんを食べた後の8〜10個分の皮を布袋に詰めて、沸いた浴槽に入れます。
2、乾燥させ保管をしているものを2つかみほど布袋に詰め、水から沸かします。
  ※皮は十分に水洗いしてから使用しましょう。



 みかんで作る手づくり風邪薬
         
材料
 みかんの皮2個分、はちみつ小さじ1、水3カップ
作り方
 1.みかんの皮は天日で干すか、電子レンジで8分ほど加熱し、カラカラに乾 かす。
 2.乾いた皮を細かく刻み、鍋に入れ、水3カップを加え、水が半分になるまで煮詰める。
飲み方
 煮詰めたものを、茶こしなどでこしながら、1/3の量をカップに入れる。はちみつ小さじ1を入れ、よくかき混ぜて飲みます。

※みかんの皮は、漢方で「陳皮」とよばれ、薬用として利用されています。発汗を促し、皮膚を丈夫にする働きがあります。

 
 

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